土俵際で転倒し手を着き号泣!わんぱく相撲大会

令和5年11月12日(日)
枚方市のワニ公園で開催されましたわんぱく相撲大会の救護活動に参加してきました。
天気はここ最近、急に冷えてきて先週まで暑いくらいだったんですが当日は寒かったです
さらに、相撲をとっている途中の午前中に小雨がパラパラしてきましたが開催されました。
小学生の相撲大会でした!
小学1年生から小学6年生まで参加されました。
小さいお子さんが寒さに負けず腰にまわしを着けて相撲をとりながら勝敗で一喜一憂
しながらのわんぱく相撲大会で大会関係者の方々も熱い戦いを繰り広げている小学生を
応援です!
枚方市に唯一土俵があるのが王仁公園です!
その土俵に集まる小学生の熱い闘志のぶつかり合いが寒さと小雨なんか吹き飛ばす位の相撲大会を
大会関係者の方々が支えて下さるのが素晴らしいですよね!
急に気温が下がってきて寒い中、公園の野外において腰にまわしをつけた姿のお子さんもいて
みんな相撲を一生懸命していたんですが、アクシデントが発生!
土俵際で競り合い負けてしまった男の子が手をついて痛がって大号泣していました(^_^;)
スグにその場に駆けつけて、近くにいた保護者の方とお話しをお聞きしながら対応しましたが
手をついた時に勢いよく地面に手をついた為に、骨折したのか?もしくは捻挫までのケガなのか
その場では明確な判断が正直に言いましてつきにくい状態です。
左右の手首を見たときに手をついてしまった方の手首が少し腫れていましたので包帯固定を施して
応急処置をして、お母さんに
「手首の様子が左右比べると手をついた方が少し腫れていますので、骨折かもしれませんし、骨折していないかもしれません、お子さんが痛みで長時間泣いて痛みを訴えるようでありましたら、本日でも翌日でも専門の先生の所でレントゲンなどの検査をお願いします。その後の結果からお医者様がご判断してくださいますからご安心ください」
ということを説明し納得されていました。
そんなハプニングもあり、一時は冷やっとしましたが無事にわんぱく相撲大会は順調に進み
低学年・高学年のクラス分けでの横綱・大関・関脇の3役の順位も決定し終了しました!
相撲もまだまだ根強い人気があり、相撲はその他の競技に対しての基礎固めとしてもとてもいいスポーツです。
レスリング・柔道・ラグビーなどをする際に相撲の動きで下半身をどっしりしながら身体を鍛えていくことはどんな競技に対しても大変有効です。
また、下半身の筋肉をしっかり鍛えることが出来ればどんなスポーツにも応用が利きやすいので
まだまだ子供から大人まで元気な方が楽しみを持って相撲に取り組んで頂きたいですね!
枚方市から大相撲の歴史を刻む未来の大横綱が誕生してくれることを期待しています。
本日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
小さい子供の骨折についてはその場では判断が付きにくいのが現状です。
明確に開放骨折であればスグに判断がついて救急車を呼びます!
ここで少し、小児の骨折についてお話し致します
骨折の分類として
完全骨折
骨の連続性が完全に離断されたもの
不全骨折
一般的にヒビが入ったとも言われている状態の骨折です。
さらに不全骨折のなかで分類があり
亀裂骨折
氷やガラスに生じるヒビと同じで頭の骨、肩甲骨などに発生します。
若木骨折
長骨に発生し骨が屈曲したもので若木を折り曲げた状態に似ていて、小児の前腕骨などに発生します。
陥凹骨折
若木骨折の一種でピンポン玉を潰したような状態になったもの。
頭の骨などの扁平骨に発生し、完全骨折になると陥没骨折になります。
竹節状骨折
圧迫によって骨の一部を押し潰し骨折部が輪状に隆起して竹節状に隆起して竹節状になる。
小児の橈骨遠位端部に発生します。
骨膜下骨折
骨質は完全に離断しているが骨膜の離断されていないもので、生理的な骨形状を保ち、骨折線の確認できるもの。
社団法人全国柔道整復学校協会・教科書委員会 編集
柔道整復学理論編(改訂第4版)
南江堂
このような分類があるんですが、本日のブログのなかであてはまりそうなのは
竹節状骨折に当てはまります!
左右の手首を比べると腫れがあるということは、上記の説明から
圧迫によって骨の一部を押し潰し骨折部が輪状に隆起して竹節状に隆起して竹節状になる。
ということが当てはまりそうなので骨折の可能性も考えられます。
お相撲の土俵は本当に硬くてこけたら痛いのは当然で、転倒したときにしっかり受け身の体勢をとって
たおれないと本当にケガの恐れがあります。
相撲でのケガはつきものなのでブログをご覧のあなたは、くれぐれもご注意くださいね!
本日もブログを最後まで読んで下さりありがとうございました。