アキレス腱断裂について
ブログをご覧の皆様こんにちは!
大田鍼灸接骨院です。
本日は、スポーツでの現場でよくあるケガの1つに
アキレス腱断裂について書いていきます。
アキレス腱のケガはよく聞くことがあります、アキレス腱が切れたときは
「バチン・バーン!・ブチッ!」などの音が周りの方が聞こえるようです。
そのアキレス腱におけるケガについて書いていきます!
よくある原因


スポーツにおいてアキレス腱のケガは多いです。
走り込んできて急に止ったり、飛び上がったりして足首に負荷がかかりアキレス腱がその負荷に耐えられなくなってきて、ブチッと切れてしまいます。
ジャンプをして着地をしたときに足首に大きな負担がかかりアキレス腱断裂になる恐れなど、その他
にも足首に大きな負荷がかかる時には注意しないといけません。
バドミントン・テニス・体操・野球・剣道・陸上競技・バスケット・ラグビー・バレーボール・相撲などその他にもよくあるのが、お子さんの運動会で張り切っている親御さんが普段運動していないので
全力疾走をしたときに転倒してアキレス腱を切ってしまうことが多々あります。
実際に、バドミントン大会での救護活動をしている時に「バチン!」という音を聞いたことがありますが
周りの人も聞こえる音がします。
何かの拍子にアキレス腱に大きな負荷がかかってしまい突然切れてしまい、その後に包帯やギブス・シーネでしっかり固定して長い期間不自由な生活を送らなければなりません。
どんなスポーツでも同じですが、しっかりストレッチ体操を入念にして、準備運動でもしっかり身体を暖めてあげてから競技に取り組まないとアキレス腱でもそうですが思わぬ所で大ケガになる可能性もあります!
余談なんですが、アキレス腱の断裂をした直後は、患部についてはあまり痛みは感じる事はないみたいです。ホントかどうか分かりませんがこれはよく聞く話しです。
大ケガを患わないように十分注意して競技に取り組んでくださいね!
気になる症状や固定期間


足首が思うように動かす事が出来ず、地面に足をつけて歩けない状態が長期間に渡って続きます。
手術後に数ヶ月の固定期間、リハビリの期間などアキレス腱を切断してからの症状軽減まで個人差は
ありますが、アスリートでも一般的な成人男性でも数週間ではよくならず時間がかかるのはご理解ください。約6ヶ月くらいはリハビリと固定をする期間として見ておいた方がいいです。
しばらくは松葉杖を使用してからの歩行、入浴など日常生活においても制限がかかり自動車の運転も出来ません。ゆっくり落ち着いての気晴らしの散歩も思うように出来ません!
ギブス固定や松葉杖使用での歩行は本当に不自由になります。
リハビリ期間において、固定具は最初は大きな物からだんだんと踵がつけるようにしながら固定具が変わってきますが、踵を付けてから土踏まずに体重移動をして指先でしっかり蹴って歩くことがどんなに素晴らしいことなのか、その時にようやく分かってくることが多いというような事をリハビリを担当されている先生から実際に聞いたことがありますので、いつも通りにできている事が急に制限されてしまうと本当に大変なんだ!
その時の患者さんの笑顔が本当に忘れられないくらいうれしそうにお話しされていました。
私も実際に施術をしているときに足首の捻挫や骨折、ふくらはぎの肉離れなどで包帯を巻くことがあります。
その時に最初はしっかり巻きますが段々固定しなくなってくると徐々に嬉しそうな顔をみると
安心することが出来るので、その意味は本当に分かります。足首の捻挫やふくらはぎの肉離れの包帯や固定をする期間より、だいぶ長い期間包帯固定をされている訳なので本当に、リハビリ担当の先生や患者さんも心からの安堵感は、周りの方々にも勇気がわいてくることもありますので、時間がかかればかかるほど精神的ストレスや仕事の復帰できる体力はあるのか?
スポーツへの復帰はいつなのか?など様々な事を考えますよね?
- 早く自動車運転したい!
- もしくは自転車移動もしたい!
- 足のストレッチをしっかりしたい!
- ゆっくり落ち着いて気持ちよくお散歩したい!
- 足のことを気にせずゆっくりお風呂に入りたい!
上記以外にも人それぞれの不安が解決出来るまで時間がかかりますが根気良くリハビリを続け
焦ることはせず自分のペースで出来ることから少しずつやっていきましょう。
そうすれば快適な日常生活を送ることが出来ますので、あきらめることは決して無いように
競技復帰に向けて取り組んでいきましょう!
後遺症
大ケガをされた後は上手くリハビリなどの訓練、筋肉トレーニングなど継続していかないと、手術後に後遺症が残ることがあります。
さらに、アキレス腱断裂・損傷をしたあとに何もせずそのまま放置していると自分の思い通りに歩く事が出来なくなり、日常生活においても本当に不便になります。ケガしたあとは速やかに病院に行き
適切な処置をしてもらい、手術になるのか保存的に施術を進めていくのかのどちらかをよくご相談の上
リハビリなどを進めて行きましょう。
絶対に放置はしないようにしてください!本当に歩けなくなってしまいます!
速やかに病院に行きましょうね!
後遺症としては、術後の左右アキレス腱を見たときに肥厚が残るのは仕方がなかったり
足関節の可動域制限はどうしても残ってしまうのは仕方がないです。
もしくは、同じ部位の再断裂にもなる可能性やリハビリ期間に元気な方のアキレス腱の負傷も考えられることもあります。確率は少ないですが100%ないとは言い切れませんので、リハビリ期間中はもちろん
日常生活においても歩行の際には十分気をつけて足を守りながら歩いてくださいね!
足首周辺だけではなく、その他のふくらはぎや、膝関節に負担がかかり、腰、股関節、その他の身体の部位に負担がかかります。アキレス腱もそうなんですが、その他の部位のことも少しは考えて後遺症が
出来るだけ少なくなるように手術後や手術をしない場合でもしっかり継続しながらリハビリを進めて行きましょう!
まとめ
本日はアキレス腱断裂について書きました。
受傷直後はどうすることも出来ないですが、少しずつ状況を冷静に把握したときに
改めて自分自身のアキレス腱の状態に気づきます。
手術適応になるのか?もしくわ保存療法などで時間は掛かりますが、しっかりリハビリを継続していけば徐々にいつも通りの状態に戻っていきます。
リハビリが長期になり不安になることもありますが、周りの方々としっかり相談しながら
スポーツ現場への復帰や日常生活、お仕事の復帰を目指していきましょう!
大丈夫です!時間が掛かるのはもちろん承知しています!
どうしようも無くて何だか不安で精神的ストレスが溜まってくる状態になることも十分考えられますが、あきらめずにリハビリはもちろん、自分で出来る事も組み合わせてしっかりリハビリをやっていきましょうね!