50代女性 交通事故の体験談
ブログをご覧の皆様こんにちは
大田鍼灸接骨院の院長 大田です!
本日は交通事故に遭遇して頚と腰痛の体験談をご紹介します。
施術回数が多く、施術期間も長期になりましたが施術終了後は元気な日常生活を取り戻すことが
出来た体験談になりますのでどうぞご覧下さい。
交通事故の施術の時は、病院と自動車保険会社との了解を得てからの施術になりますので
ご理解ください!
- 寝屋川市在住:50代女性 仕事は飲食店経営
- 症状:頚痛(むち打ち損傷)と腰痛
来院の経緯
普段よく自動車を運転していて、交差点で信号待ちのの停車中に突然後方から追突され『ドーン!!』
一瞬何が起きたのか分からなかったみたいで、しばらくしてからやっと交通事故で後方から追突されたんだと気がついたそうです。
何にも意識せず急に追突されたら誰でもビックリしますよね?
追突された後に、段々と身体の痛みが出てきて頚部と腰部の痛みを訴えて、他の院に通院していましたが知人の紹介で来院されて、施術を開始しました。
主な症状
- 頚部動作時痛は前屈と後屈、左右回旋時痛、左右側屈時痛
- 頸椎カラーを整形外科から処方されている
- 腰から臀部、左右の下肢痛、特に右下肢にシビレ・痛みが出ている
- 歩行も困難
身体の状態
後方からの追突がかなり強い衝撃で頚部の状態が思わしくなく、頚部を前屈・後屈・左右側屈
左右回旋時、とにかくしんどい状態で少し動かすだけで痛みが出て、頸椎カラーをつけている状態。
後頚部から肩背部にかけて痛みやダルさが強く、安静時でも何だかしんどくなってくる。
腰部はコルセットを使用しないと腰が安定せず、安定して歩く事が出来ない。
腰痛はもちろんなんですが、下肢のシビレや痛みもある。
初回の施術
初回来院時にカウンセリングをすると、自動車運転中に急に後ろから『ドーン!!』と
凄い衝撃が走り最初は何が起きたか分からなくなり、次第に頚や腰に痛みが出てきて
専門の先生にみてもらった時に、頚部むち打ち損傷と腰痛症と伝えられたと、お話しされました。
施術台に仰向けに寝るだけでも頚や腰に痛みが走る為に、施術台に腰かけた状態での施術を開始。
スパイラルテープの基本検査と手首の脈をみながら施術を進め
むち打ち損傷と腰部の痛みについては、1回ではどうしても症状が軽減してもまたスグに戻ってしまうことが多く、施術期間と回数がかかる事をお互いの施術に対する理解と納得をしてもらうように説明をしながら施術を開始。
長期になる事もお話しをしました。
施術後は頚部の前屈・後屈がしやすくなってきたが腰痛と下肢の痛みは残る状態で終了
2~4回目の施術
初回来院時よりはだんだんと頚部と腰部の痛みは軽減してきた様子になり、今までは施術ベットで寝ることがしんどかったんですが、3回目くらいからようやく施術ベッドに仰向きに寝れるようになり、4回目の施術時に少し初回よりかは症状がマシになってくる兆しがみえるようになってきました。
病院で処方された痛み止め薬を飲んでいるが頚部と肩背部の痛みが続いている。
スパイラルテープ施術の基本検査と手首の脈をみて施術開始
4回目の施術では、手首の脈からの判定から、腎虚症と左の股関節に反応が出てきたのでその処置を行い
最後に頚部から肩背部、腰部、下肢にかけて鍼灸切皮施術を行い終了
施術後は歩くのがスムーズになっていき腰部の痛みが徐々に軽減してきた様子。
まだ交通事故の施術が始まったばかりなので、症状の変化について不安定な所が多々ありますので
注意しながら施術を進めていきます。
5~8回目の施術
5回目以降の施術では、頚部の痛みが徐々に軽減してきて前屈・後屈に関して動きやすくなってきました。
左右回旋・左右側屈の頚部の痛みも徐々に軽減してくる様な傾向になってきて
初回来院時よりも頚の痛みが楽になってきた!と喜んで頂けましたが
腰の痛みは施術後には楽にはなるが時間が経過すると左腰部に痛みが出てくる様になる。
まだまだ身体の不調は沢山ありますので注意しながら施術経過をみていきます。
スパイラルテープ基本検査と手首の脈をみながら施術を進め、鍼灸施術も組み合わせて施術後の
症状の変化や、痛みも初回時よりは軽減しているが、まだ気になる頚と腰の痛みが少し残る状態が続いています。
頚部の症状は少し軽減してきましたが腰部の痛みはまだ残っていますので、まだまだ経過観察が必要です。
8回目くらいから頚部の痛み(むち打ち損傷)が軽減してきたので頸椎カラーを外しても頚部の痛みに対しては特別に気にならなくなってきました。
9~11回目の施術
頚部の動作時痛は初回来院時より半減はしてきたが、残り半分ほど痛みが残っている状態
日によって痛い時と痛みが軽い時があり天候などの関係で変化を感じる様になってきた。特に、湿度が高い日などに頚の痛みや腰の痛みを感じる事が多くなるとお話しされることが多いです。
天候が良い日は特別に頚と腰の痛みを感じることは無い時も出てくるようになってきました。初回来院時より少しは身体全体の痛みが減ってきたので、自宅で簡単にできるストレッチ体操などの説明も加えていきました。
9回目の施術位から、頚部・腰部が少しずつ変化が出てきたが右肩関節と右胸部の痛みが出てきて
右肩関節挙上時に痛みを感じて少し気になっている様子。
頚部と腰部、右肩関節についての痛みや挙上制限も視野に入れて施術を進める。
スパイラルテープ施術の検査から腹部の反応もよく出てきたので腹部からの反応、股関節
足関節からも処置を進め、頚部と腰部の痛みと、右肩関節の痛みに対して施術を行い
施術後に身体の状態を確認すると、頚部の動作時痛は左右回旋時・左右側屈・前屈後屈は軽減し
頚部に関してはだいぶマシにはなってきました。腰部に関しては、初回時よりかはマシですが
腰~下肢にかけてのシビレやダルさ、痛みはまだ少し残っている状態。
右肩関節の痛みは、施術前よりかは可動域が拡大したが、右胸部、右肩関節の気になる症状は残っているので経過をみながら施術を進めていきます。
12~15回目の施術
スパイラルテープ・鍼灸施術を進めて行くうちに最初は身体の痛みや、精神的不安
などもあった様子が徐々に変化していき、初回来院時と比べて表情も明るくなってきた。
身体の痛みが軽減することはもちろんなんですが、このころから表情が明るくなってきたことに関して時間はかかりますが、良くなっていきそう?な兆しがご本人と私も共感出来て改めて続けて元気を取り戻そうという意識が高まってきました。
頚部の動作時痛も前後屈・左右側屈・左右回旋時の可動域も広がっていき
痛みの出ない範囲の中で頚部のストレッチ体操など自宅でもやってもらうように説明。
腰部から下肢にかけての痛みは慢性的な状態で辛さが残るが身体が以前と比べてだいぶ動かせるようになってきて、頚部と腰部に対してのストレッチ体操を自宅でもするように説明。
右肩関節痛については少しずつ関節可動域が拡大してるが、右肩関節周辺の筋肉の筋緊張があり
自宅で出来るストレッチ体操を説明指導。
スイラルテープと鍼灸施術を組み合わせ頚部・腰部・右肩関節の痛みをみていますが、股関節
足関節の反応が良く出てきて、その処置を中心に施術を行い、その後鍼灸施術を組み合わせて
施術後は症状が軽減してきています。
16~20回目の施術
頚部痛みは軽減してきて自動車運転中に後ろを見るときに初回施術時より可動域
が大きくなってきて動かしやすくなる(初回施術時よりは7割程度痛みが軽減しました)
腰部に関しては、仰向けに寝て足を上げてもらうと、右下肢を上げた際に左右の
鼠径部に痛みが出ているので腰部に関してはまだまだ時間がかかりますが初回施術時より
今と比べると半分以上はマシになっている。
右肩関節の痛みはまだ少し残っているので施術が必要ですが、9回目の施術時と比べると
だいぶマシにはなっています。
スパイラルテープ・鍼灸施術をした後は身体の調子が良好で腰痛・頚部・右肩関節痛も感じる事が無くなってきたが、数時間後には身体の不調が出てくる。
しかし、身体の不調が出ない時間が出来た事で症状が良くなってきている事を実感してくださいました。
今後の課題は、身体の痛みが出ていない時間を今よりも長い時間作ることが出来るかということになってきました。
21~25回目の施術
初回に比べて身体の調子が良くなり腰痛も頚痛も症状が軽減
頚部・腰部・右肩関節の痛みが徐々に軽くなり日常生活においても初回時に比べると
ほとんど良くなってきました。
最初は頚部と腰部の痛みが強く、さらに右肩関節の痛みも出てきて来院している方も不安な
気持ちにはなりましたが25回目の施術で交通事故としての施術が終了。
身体の状態も良くなり頚部・腰部の痛みも軽減してお仕事も身体の不安もなく元気に出来るようになりました。
右肩関節痛も施術途中からは徐々に軽減してきて施術の最後には関節の可動域も拡大し、右肩関節痛は
軽減して違和感無くなり交通事故としての施術は終了しました。
最後に
時間はどうしてもかかってきますが、根気良く施術を受けて下さったおかげで
ようやく身体の症状が軽減することが出来た体験談の紹介でした。
交通事故は、何も意識せずに急に後方から追突されたら、気が動転して何が起きたか分からなくなるのは十分に分かりますよね?
頚部のむち打ち損傷や腰痛などの施術は時間がかかる事が多いですが、根気良く施術を続けていけば
少しずつでも症状は軽減していくことが多いに期待は出来ます!
このブログをご覧の方で交通事故での頚部や腰部などの痛みでお悩みの方は、しっかり腰を据えて
施術に取り組んでみてはいかがでしょうか?
そのような方のお悩みもどうぞお気軽にご予約お問い合せください!
最後までご覧になって下さりましてありがとうございました。