ケガが起こりやすいスポーツについて
ブログをご覧のみなさまこんにちは
本日は「ケガが発生しやすいスポーツについて」と題して
スポーツに対して多種多様のケガが多いのですが、起こりやすいケガや
予防方法・対処方法について書いていきますのでどうぞご覧下さい!
基本的にはRICE処置ということがスポーツの現場で起きてしまったケガにおいてはその場で出来る応急処置が大切になります。
その後に速やかに病院で見てもらい写真を撮ったり、精密検査をして患部の状態を確認してもらい
先生の指示、説明を聞いて安静にしてください。
症状によって日帰りで終わり、その後通院しながら経過観察をしていくこともあったり
もしくは、ケガをした状態が重症で骨折・脱臼・熱中症や低体温症・脳震盪など競技によっては大変なことが起こることもあります。
そのときは、速やかに救急車を呼び適切な処置をしてもらわなければなりません!
その現場は大変になりますが、落ち着いて救急車を呼んでケガをした際の状況を電話で話し、到着した救急隊員にお伝えして下さいね。
コンタクトスポーツ
対戦相手と衝突する事が比較的多いスポーツという事で
下記に上げている競技以外でもあります。
コンタクトスポーツは対戦相手と当たる時の衝撃がとても強くて、打撲や捻挫
さらに強くなったら骨折や脱臼、などそれ以上の大きなケガを被ることも考える必要もあります
ケガの予防のために、ストレッチ・準備体操などしっかりしていきましょう。
ラグビー
対戦相手と、とんでもなく想像もつかない位のパワーで対戦相手と衝突しながらラグビーボールを
抱えながら全速力で走り抜けます!
約100㎏位ある屈強な男性がぶつかってきたらスグに飛ばされるのは想像できますが、ラグビーのプロ選手はその巨漢を何とか食い止め守っていきます。
普段から大変なトレーニングをされているから出来ることですが、何もやっていない一般の方でしたら
大ケガしてしまいますね(汗)
突き飛ばされてもう大変です!
ラグビーでのケガの予防としては、日々のトレーニングをしっかりやって対戦相手に当たり負けしない身体作りが基本です。
日々の練習や食事も大切で身体を大きく筋肉もしっかり付くように筋肉トレーニングが重要になります
練習を開始してスグには出来ないのは承知ですが、1つ1つ出来る事を繰り返していけば少しずつ身体も大きくなり筋肉もついていきます。
その上でケガをしにくい身体を作り上げて練習前にはしっかり準備体操・ストレッチ体操をすることで
ケガの予防はもちろん、ラグビーのパフォーマンスUpにもつながっていきます。
しっかりケガの予防をしてラグビーを楽しんでくださいね!
剣道
剣道をされている方でよく聞くケガは打撲や、足の裏の皮がめくれてマメが出来たりするようなお話しを聞くことがあります。
竹刀で対戦相手を攻撃するために身体の至る所にアザが出来たり、防具を着けて練習や試合をしますので竹刀で叩かれてもある程度は痛みが軽減しますが痛い時は痛いですよね?
剣道は所作も問われ背筋を伸ばし、精神的、肉体的にも落ち着き、瞬発的に面・胴・小手をついて
一瞬の動きで相手の隙を見て攻撃・防御をして勝負が決まり、その時です!
「バチン!」っという音が聞こえてくることがあります、良くあるんですが足首から聞こえてきて
瞬間的に相手の隙を見て足を伸ばしたときに聞こえてきて音がしたらケガした選手が床に倒れ込んで
うずくまっています。アキレス腱断裂です!
ふくらはぎの下方から踵に付いているアキレス腱が急激な伸縮に耐えきれずにバチン!と音がして
断裂してしまう事があります。
そうなってしまうと、歩くのも、その場から移動するのにも一苦労でもう本当に大変です。
大ケガをしないように練習前には十分にストレッチ・準備運動をしてください、大ケガを患ってからでは遅いのでお気を付け下さい!
打撲や足の裏の皮がめくれてマメになったりアザになったときは、適切に消毒をしたりテーピングや
包帯・サポーターなどでケアをしながら剣道の練習をしてくださいね。
あんまり痛みが酷い時は病院で見てもらい適切な処置をしてもらって下さい!
竹刀を持っている手にも痛みが走る事もあります。
手の腱鞘炎もよく聞きます!
大きく振りかぶって上から下に竹刀を勢いよく振ったとき手首に電気が走り竹刀を離してしまうほどに痛みが出てくることもあります。
その時は、自分の竹刀の振り方が悪いのか?
竹刀を降る姿勢や動作に問題が何なのか?
しっかり考えないとまた繰り返し、何回も手首の痛みに悩ませられながら練習や試合を続けていかないといけません。
手首はもちろんですが、その他の肩や肘、頚の動きなど、どこかが調子が悪くなってきてそこから
最終的に手首の痛みが出てくることが多いにあります。
手首だけの単体での痛みはもちろんありますが、その他に手首の痛みをかばってしまい身体の痛みが出て来てしまうのか?
そのようなことも意識して、自分の身体の動きのクセをみつけることが大切になってきます。
きっと身体のクセが見つかって手首の痛みはもちろん、かばっている身体の部位の痛みの改善につながっていきます。
剣道でのケガは多くて青アザが出来たり、打撲や捻挫、アキレス腱断裂、手首の痛みなど上記以外に沢山考えられます。
くれぐれもケガをしないように準備運動もしっかりしてストレッチなどしっかり取り組んで日々の稽古を進めてくださいね!
柔道
柔道は対戦相手と組みあい投げたり、押さえ込んだりしながら一本や有効、技ありなどを決めていき
技をかけていき試合を進めていきます。
寝技に持ち込んで制限時間いっぱいまで押さえ込んで一本を狙ったり、有効を狙ったりしながら対戦相手を締めていきますが、柔道が上手な相手に押さえ込まれたらどうすることも出来ず、中々逃げられないです。
試合中や練習中に背負い投げや一本背負い、体落としなど柔道の技で投げられた時に上手く受け身が取れなくて骨折や脱臼、捻挫、打撲が起こる可能性があります。または脳震盪を起こしてしまいしばらくその場から動けなくなってしまう事もよく聞きます。
そうならない為にも、普段からの練習はもちろん筋肉トレーニングも大切ですよね!
また、技をかけられて投げられたときに上手く受け身が出来ないと大きなケガにつながる事もありますから受け身の練習も普段から意識して取り組む事が重要です。
練習前にしっかり、準備運動とストレッチ体操は忘れずに行うのはもちろんですが、基本的な事にはなりますが受け身の基本的な動作がしっかり出来るとケガの予防にもなりますから是非とも受け身の練習はしっかり続けるとケガの予防になりますので基本的な練習を怠ることなく継続する事が大事なので是非しっかりやってください!
柔道家の方は十分理解はされていますが、改めて受け身の練習の重要性を考えてください!
受け身をした際に投げる方と投げられる方の両者がいますが、投げる方も投げられる方も両者ともに
上手に身体を動かさないと本当にケガをします。
どうしても負けたく無いので、相手の得意技などされたくないから逃げたり攻めたりして身体の関節や靱帯に大きな負荷をかかる体勢になってしまい身体に無理がかかります。
その時に関節や靱帯、筋肉にかかる負荷が耐えられなくなった時に脱臼や骨折、肉離れが起こります。
実際に専門学校に通学していた時に、同級生が鎖骨骨折を起こしてしまいました。
背負い投げの練習をしていた際に投げる方も、受け身を取る方も上手くいかず、受け身をとった同級生
が打ち所が悪かったのか鎖骨を骨折してしまいました。
彼は、数ヶ月ほどギブスと包帯固定をして不自由な生活をしいられましたが、元気に勉強されていましたが本人曰く「骨折はマジで痛いから気をつけて!」と言われたことが今でも覚えています。
骨折や脱臼、脳震盪などその他のケガに遭遇する事もありますので日々のトレーニングや柔軟体操、
生活リズムを整えることもしっかり意識して柔道の練習をして下さいね!
ボクシング
オリンピック競技の1つで日本人の男女ともにメダルを獲得することができてTVでよく放送されるようになってきました。
もちろん、往年のプロボクサーや今もなお大変過酷な練習を毎日重ねて身体を鍛えている選手は本当にすごいですよね!
思い切り相手の顔や上半身にパンチを入れて戦い合う競技で、素人が簡単に出来る競技ではなくて
肉体も凄くてしなやかな筋肉で相手の一瞬の隙を見逃さずに集中して1発KOや13ラウンドを戦い
判定のすえ勝敗が決まる本当に過酷で、1ラウンド3分というルールですが3分しっかり動いた後は
身体がヘロヘロで次に進めないくらいに大変なスポーツです。プロボクサーは13ラウンドを戦い
その前に、何年も大変な時間とお金をかけて日々過酷なトレーニングを毎日毎日繰り返し行い
食事制限を行い体重管理をして、階級を上げたり下げたりして大変で一般的な私たちが練習すると
スグに逃げ出してしまうのは目に見えています(^_^;)
練習中や大切な試合では、当然相手と戦い顔にパンチを入れて倒し合います。
その時にマウスポースして口の中と外の保護はしていますが、それでもパンチがあたると当然痛いですよね!当たり前ですが、試合後のプロボクサーをみると顔の形が変わっていたり傷だらけになっています。そこで打撲や肋骨の骨折、マウスピースも外れてしまい口内炎で口の中を切ってしまったり、もう疲労困憊で倒れ込んでしまっています。
試合後はスグに患部をアイシングして応急処置を行いしばらく安静にして、場合によっては数週間から
1ヶ月や2ヶ月位か、もっと長い期間の入院をしないといけない事もあるでしょう。
ボクシングジムでダイエット目的にされる方もいたり、身体を鍛えて高校や大学で熱心に練習に取り組んでいる学生さんからプロボクサーになる方も大勢おられ過酷なスポーツなので気軽に始めることが中々出来ませんが、いつの時代にも根強いボクシングファンは熱狂的で、TVでみていると熱くなっていますよね!
ボクサーは試合終了後にしっかり身体のケアをしてアイシングはもちろん、栄養学的な食事に関しても
病院で先生にみてもらうこともしながら日々の練習と身体のケアも両者とも欠かすことが出来ません!
ボクシングをされている方は日々の身体のケアやマウスピースの調整、食事管理などを徹底して大切な試合に向けてトレーニングをされていて頭が下がります。
どうぞケガをしないように日々の練習や試合にに取り組んでくださいね!
相撲
相撲も対戦相手とぶつかり合い土俵に土をつけて勝敗が決まり、大相撲で数々のドラマが生まれます。
とんでもない大きな身体の関取がまわしを取り合いながら押し出したり寄り切ったり、投げ飛ばしたりしながらお客さんも盛り上がります!
その相撲はどんなケガが起こるのか想像も出来ませんが、体重が100㎏を当たり前に超えて約150~200㎏ほどの力士がケガをしないことは考えにくいです。
脂肪もそうですが、日々過酷な稽古をこなすので強靱な筋肉が身体を支えています。
取り組み中に張り手をもらうことも十分考えられます、そこで耳がキーンとなり耳鳴りが続き鼓膜に何らかの異常をもたしてしまうので、異常を感じたらすぐに病院で見てもらって下さいね。
その他にも大きな体重を支える膝はもちろんで、土俵際で倒れてしまって膝の靱帯や半月板などの損傷、足首の靱帯損傷、肩関節の靱帯や腱、筋肉のケガ、腰や頚のケガからの上肢下肢のしびれやヘルニアなど、大きな身体を支える為に大変な稽古をしているのにも関わらず、大きなケガを患ってしまうリスクは常に抱えながら毎日の稽古に励んでいるアスリートです。
ケガをしてしまった後は、病院でしっかり見てもらい、その後はリハビリを続けることになりますが
競技に復帰出来たらテーピングなどで患部を固定して土俵に上がり稽古を再開している力士も沢山おられます。
ケガを繰り返さないように日々の食事や練習など想像を超えるくらい練習をされている方ばかりなので
どうぞお身体に無理をしないで食事の量も、練習の量も調整しながら相撲を続けて下さいね!
球技
下記にあげた競技をよく耳にしたり、実際に毎日練習している学生さんや社会人の方もケガの予防を考えてみてください。
基本的にはどの競技においても準備体操やストレッチ体操など怠らないように心がけてください!
思わぬ所でトラブルが起こらないように事前のケガ予防が大事です!
準備運動やストレッチをしっかりやっていても、何かの拍子に大きなケガをしてしまうことは
多いにあります!スポーツにおいてケガが全くないという事は考えにくいのでその時には
患部の状態をみてみると、どうしても腫れていなくても後からだんだん腫れてきて熱をもってきます、
その時は速やかに患部をアイシングして安静が第一です。
そして包帯やテーピングで固定、患部を心臓より上に保つような挙上できるときはしてあげるといいです。
安静・冷却・圧迫・挙上のRICE処置が基本です、ケガをしたときはそのようにして、出来るのであれば
速やかに病院にいき見てもらってくださいね!
野球
野球は、肩、腰、肘など投球動作を数え切れない位繰り返し酷使するので疲労が溜まり痛める事があります。
その他にも膝や股関節、足関節など様々な部位でのケガが考えられます。
キャッチボールやバットの素振りなど様々な基本的な動きはありますが、基礎的な練習をしっかりやることを怠らない事が重要です。
キャッチボールにしても相手がボールを取りやすい位置にしっかり投げてあげる事やトスバッティングにしても相手が取りやすい所に優しく打ち返したり、素振りにしても自分でも打ちやすくていいフォームなどその他の様々な事をイメージをしながら素振りを繰り返したりしながら何回も練習をする事が重要ですよね?その他も筋トレはもちろん、日々の走り込みなど様々な取り組みが大事です。
野球の練習や試合で肘や肩を酷使して野球肘や野球肩などと言われるオーバーユースで痛める事があります。
投球動作を繰り返すうちに肘や肩が悲鳴をあげて痛みが出たり、肩と肘の関節を曲げ伸ばし出来なくなり野球が出来なくなるほど大変なケガになってしまう事もありますので注意が必要です。
練習や試合が終わったら患部をアイシングを行い、身体を休めてケアをしてストレッチなどを入念にして患部の安静を保ち休まないといけません。
しっかり身体を休めた後に、徐々に身体を動かしながらキャッチボールをしながら身体を慣らしてください。
練習をしたいからと言って早期に思いっきりボールを投げる事が無いように、せっかく筋肉疲労が解消された状態の身体に大きな負荷がかかりケガの原因にもなりかねませんのでご注意してください。
サッカー
サッカーの選手も長年プレーをしていると学生の時はもちろん、プロのアスリートや社会人で
草サッカーを楽しんでいる方も多く、サッカー人口の多さにはビックリします。
サッカーは基本的にボールを蹴ってドリブルをしてシュートを決めていく競技で足のケガはもちろん
体幹部や転倒したときに手を着いたり、ゴールキーパーをしていて突き指をする事も想定出来て、上肢・体幹・下肢にかけて身体を痛めることが多いスポーツです。よく遭遇するのがボールを蹴った時にバランスを崩して転倒して足関節の捻挫によるケガに対しての応急処置をする事があります。ケガした後はRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)を心がけて患部を特別に無理して動かさずにゆっくり休むようにしてください。
出来るだけその場で応急処置をしないと患部の腫れや痛みが軽くなりにくいので、患部を冷やしたり
包帯やテーピングで固定するようにしてください。
腫れや痛みが強く中々痛みが治まらない時は専門の先生にみてもらうのをオススメします!
ケガの予防には普段からの筋肉トレーニングはもちろん、練習や試合前にストレッチ・準備体操は忘れる事が無いようにしてくださいね!
バスケット
バスケットは対戦相手とよく衝突するコンタクトスポーツになります。
動きが激しいために、ゴール前でリバウンドのプレーをしたときに対戦相手とぶつかって転倒し
打撲や捻挫、当たり所が悪ければ骨折や脱臼、脳震盪を起こすこともあります。
また、何かの拍子に対戦相手の肘が鼻に当たり鼻血が出てしまうこと等もありケガの症状も
急性外傷が比較的多いスポーツでもあります。
転倒してしまうのは仕方が無いですが、バスケットをされている方には筋肉トレーニングの一貫として体幹部を鍛える筋肉トレーニングをするようにお話ししています。
体幹部が強くなる事で上肢や下肢に対しての筋肉強化はもちろん、当たり負けしにくい身体を作り上げることを目的にしています。
上肢・下肢・体幹部の筋肉をしっかり作りあげる事がケガをしにくい身体作りに大切になってきます。
これはどの競技に対しても同じ事になりますので、どんな競技にも共通していることですよね!
バドミントン
バドミントンは、俊敏さが問われるスポーツで本当に動きが激しくライン際でシャトルが落ちそうな所を拾いながら、ラリーを繰り広げるスポーツです。
オリンピックや国際大会の中継をテレビを見ることがありますが手に汗握る試合をされていますよね!
ケガが多いスポーツで、バドミントンに多いのが「アキレス腱断裂」です。
コートの中で縦横無尽に駆け回り、とにかくシャトルを拾い、守備につき、時には攻撃のスマッシュを決めにいき、1人の時もあれば2人ので協力して戦う時もあり、本当に大変なスポーツです。
シャトルを拾う時や、着地をしたり、踏み込んだりして足関節からアキレス腱、膝関節にかけての負担が大きくなって身体が負荷に耐えれなくなった時にアキレス腱の断裂が発生する可能性があります。
本当に予期せぬ事で、一瞬は何が起きたのか?と思うくらいビックリしますが、冷静に考えると
アキレス腱が断裂を起こしてしまい、その場で倒れ込んでしまいます。
スグに応急処置をしないと予後が悪くなるので、足関節から膝関節くらいまで包帯固定やギブス固定をして専門の先生にみてもらう必要性があります。症状によっては手術の可能性もあります!
練習前にはしっかりとケガの予防として準備体操・ストレッチ体操・軽く身体を動かして汗をかいて身体を温めて動きやすい状態を作ってからバドミントンの練習をしてくださいね。
本当にアキレス腱断裂をしてからでは遅いのでご注意ください!
テニス
テニスはコートの中を動き回り、切り返し動作も素早くして前後左右に駆け巡る大変なスポーツです!
膝関節、ふくらはぎ、足関節に対するケガが多く、テニス肘(外側上顆炎)や腰痛、股関節痛、その他の身体の不調に対しても起こってくる可能性を考えないといけません。
テニスコートを隅から隅まで駆け回り、身体が疲れないと言うとウソになりますが、日頃の身体のケアはもちろん大切にしてください。
練習後にはしんどくなった部位にアイシングや練習後にクールダウンの体操などケガの予防も継続していくと、だんだんとケガが起こる可能性は軽減していきます。
コートの中を前後左右に動き回り切り返し動作が多いので股関節に対して負荷がかかり身体をひねりスマッシュなどを打つ際に股関節や腰に負荷がかかり痛みが出てきやすくなります。
もちろん、普段からの基礎体力があって日々の練習をすることが基本にはなりますが練習前の準備体操や、軽く走って身体を温めて少し汗をかいて身体が動きやすい状態を作ってからテニスの練習をたのしんでくださいね!
楽しんでテニスをされているのにケガのせいで大好きなテニスが出来なくなってしまう事が無いように
練習前・練習中・練習後の身体のケアやケガの予防をしっかりしてくださいね!
ゴルフ
ゴルフは身体を同じ方向に捻る運動を何回も繰り返していく競技です。
その中で、背中の痛み、腰、肩、肩甲骨、肘、手首、膝の痛みなど様々な身体の部位に痛みが出てきます。
どうしても身体に無理な姿勢になりがちなので、身体のどこかで歪みが出てきて痛めてしまう状態を何回も何回も繰り返して関節や筋肉の痛みが出てくる事が多くなります。
ゴルフ人口は以外と多くて、小学生から大人まで、さらに元気なお年寄りもゴルフをされている方が多いです。ごく希にエイジシュート(自分の年齢より打数が少なくゴルフコースを回ることです)をするくらい元気な方もおられます。このような方は特別な気もしますが実際にいてるのも事実です!
年齢層が幅広いこともゴルフでのケガにお悩みの方が多いです。
どの競技においてもコースを回る前にはしっかり準備体操はもちろんしっかり行い身体を動きやすい状態にしてからゴルフコースを回ってください。
特にゴルフは、早朝からスタートする事がありますから特に準備体操は大切です。
1番ホールのティーショットをフルスイングしたときに腰を回しすぎてギックリ腰を起こさないようにご注意してくださいね!
しっかり準備体操をしないと本当に身体を痛めるのでご注意くださいね。
ゴルフについてのその他の記事はこちらをご覧下さい!
ドッチボール
最近はドッチボールという競技がだんだんと広がってきています。
昔からあり、小学校の時には休み時間によく遊びましたよね?
夢中になってボールを投げて遊んでいましたが、今は大人が審判をして厳しくルールも決められて
競技として成立しています。柔道整復師会の仕事で救護派遣に行ったことがあるんですが、本当に
厳しくルールを決められてビックリします。
その時によく対応するんですが、ボールを受け取るときに突き指をしてしまうお子さんが多いです!
ボールのスピードが速いので、症状が酷いと指の骨折や脱臼になる可能性もあるので、突き指だから
そんなに気にすることでは無いと判断せず、慎重に考えてください。
指を冷やして固定やテーピングをしてある程度の時間が経過して痛みが軽減したらいいんですが
それでも痛みが引かず、腫れてきたりすると骨折や脱臼、腱の損傷など疑うこともあります。
油断せず、痛みが引かないときは病院で見てもらい適切な処置をして貰うことが重要ですので
痛みが長期になった時は病院に行くことをオススメします。
ハンドボール
ハンドボールは野球ボールより大きくて、バスケットやサッカー、バレーボールより小さいくらいの
大きさのボールを使用して相手ゴールにボールを入れて競い合うスポーツで世界中に広まり、もちろん
日本にも多くの選手が活躍されているスポーツです。
ドリブルやパスを駆使して攻めたり守りながら行い手に汗握るスポーツで、実際にTVやインターネット動画などを見てみると迫力満点な競技ですよね!
そしてよく起きるのは突き指も多いです。
速いボールを手で取ったり投げたりして動体視力も問われながら動いて自分だけではなく回りの選手の動きも見ながらプレーをしていても突然のケガは起こります。何気なしの動作でボールが指先に当たり
突き指を起こします。突き指を起こした時はしばらくアイシングで患部を冷やし、ある程度落ち着いたらテーピングで固定しながら様子を見ていきます。
痛みが引かず腫れも酷い時は骨折や靱帯損傷なども考えて病院で見てもらうようにしてください。
また、キーパーに良くあるのが「逆肘」があり、肘が過伸展してしまうことがあります。
ボールを止める時に手から肘にかけての靱帯や肘の関節や筋肉に無理な力が働いてしまい
肘が過伸展してしまうことがあります。
その時は応急処置としては前腕から上腕にかけて固定をして過伸展しないようにしっかりテーピングと
包帯固定を施し、三角巾を使って安静にします。
そして病院でみてもらって適切な処置をしてもらって下さい。
固定期間が長く続けば競技復帰したときには、ケガ前と復帰後ではどうしても肘はもちろん、その他の身体の動き方などの違和感がありますが根気良くリハビリを続けて競技復帰して下さいね!
バレーボール
バレーボールもよくケガをしやすいスポーツで、捻挫や突き指が多いです。
ネット際でアタックやブロックをしたときに、突き指や捻挫を起こしてしまう事があり
指にテーピングをしている選手も多いです。
指の靱帯が耐えられない程の負荷がかかり指関節の脱臼を起こしてしまうことも考えられますので
指のテーピングで固定をしてあげることが大切になってきます。
ジャンプをしてから着地をする際に、足関節を捻挫してしまったり、膝を痛めてしまったり
競技中に様々なアクシデントが起こります。
足関節捻挫や膝関節捻挫は多くみられますが、ケガをしてしまった後は速やかに患部を冷やし
テーピングや包帯で患部を固定、安静にするのが大切です。
痛みが引いてきたらいいんですが、なかなかそう簡単にはいきません(^_^;)
痛みが数日で軽くなることもありますが、数週間から1ヶ月2ヶ月くらいは時間がかかり
骨折や脱臼、靱帯損傷などの可能性も十分に考慮して病院で適切な処置をしてもらいながら
リハビリをして競技復帰を目指して頑張っていきましょう。
競技復帰した後はサポーターなどを使いながら徐々に身体を慣らしていき、無理しないように
サポーターを使用しなくてもいいような状態まで筋力をつけながら練習に取り組んで下さいね
膝や足首、手の指の他にも肩や腰、頚、股関節など思いもよらないトラブルからケガに見舞われること
もありますが、ケガの予防対策をしっかりしてバレーボールの練習や試合に取り組んで下さい。
その他の競技
水泳
水泳は水の中での個人の能力や練習量、基礎体力、技術、運動能力、筋肉量、
50m・100m・メドレーリレーなど様々な種目で争います。
水の中で泳いでいるからボールを投げるわけでもなくて、相手とぶつかるわけでもないので
ケガすることは無いのでは?想像している方もいますがそうでは有りません!!
バタフライやクロール、平泳ぎ、背泳ぎなどの身体の関節や筋肉を使っていかに速くゴールするかを競うときに身体を酷使してケガをしてしまう選手が多いです。
よく聞くのが、プールで水泳の練習中にふくらはぎが痙攣を起こし溺れてしまう選手が多いです。
その時は、速やかに助け出して下さいね!本当に足がつった時はどうしようも出来なくなってしまいますのでとにかく早くプールから出して休憩させて下さい。しばらくは痛みが続きますが時間が経てば治るんですが、とにかくふくらはぎが痛い!の一言につきますので周りの方は何も言わずにプールサイドに運んであげて下さい。
その他よく聞くのは、クロールでは頚から肩・上肢にかけての痛み
バタフライであれば腰痛
平泳ぎであれば膝関節の痛みを抱えるということをよく聞きます。
背泳ぎの練習をしている際に、壁に指先でタッチしてターンをするときに、壁の距離の確認を誤り
壁に指を強打してしまうような事も考えられ、練習中に筋肉への負荷が大きくなり競技中の負荷に耐えられなくなってきて肉離れを起こしてしまうような事も考えられ、ケガをしてしまうことがあります。
水泳は、水の中で動いているから汗をかかずうらやましいなぁ~?
なんて思っている方も多いですが、とんでもないですよ!
水泳選手は水の中は勿論、プールから上がっても日々のトレーニングは欠かさず筋肉を鍛えたり、ランニングをしたり水の中で身体が上手く動けてスピードをつけるために過酷な練習を毎日されているから、水の中でスピードを競いいい結果が出るんですよね!
日々の練習で身体が疲れて、その疲れが出ないように日々の身体のメンテナンスをされている方も多く、食事管理や睡眠時間も徹底しています。
そのような身体の管理を怠ると身体の不調を引き起こす可能性が高まりますので十分注意してくださいね!
ケガをしてしまった時は、適切な処置を行いテーピングや包帯、患部に熱を持って腫れている時はアイシングをして速やかに病院にいって、見てもらってくださいね。
その後に、ケガの状態をみながらのリハビリが必要であればしっかり取り組み身体の状態を改善していき再度練習に参加してくださいね!
ケガをしたときは、正直焦ることがありますのでゆっくり時間をかけて自分自身の身体と向き合う時間はきっと次につながると信じて我慢していると、誰かがちゃんと見てくれています。
思いもしないケガに遭遇して練習が出来なくなった時は、焦らずにゆっくりリハビリなど自分で出来る運動などに取り組んで競技に復帰したときは水泳が出来る楽しさを満喫して下さいね!
まとめ
本日は「ケガが起こりやすいスポーツについて」という事でブログを書いていきました。
上記以外にもまだまだ沢山のスポーツがありケガのリスクも考えられます。
どんなスポーツにおいても日々の練習や筋肉トレーニングを一番の基本として
その競技に適した動きの為の身体作りや練習も意識しながら試合に望んでいくと
失敗もありますが、何回も繰り返していくと成果は明日出てくるよ!と確実には言い切れませんが
苦しい練習を繰り返しやっていかないとその成果は見えてきませんので、成果が出てからも
練習や試合中にケガをしないためにも日々の身体のケアもしっかりしながらブログをご覧のあなたが
実際にやっているスポーツを楽しんでくださいね!
上記に書いたスポーツ競技において、日々の練習でここまでやったら結果が出る!
ここまでの練習量を超えたらスグに結果がでるからしなさい!って言われても中々動きたくないですよね?そのような指導者から話しされてもいいヒントが生まれませんし、その結果が分かっていたら誰だってやるぞ!という気持ちにもなります。
そうではなくて、明確な目標を掲げて日々の練習を重ね少しずつ結果が伴ってくることに意味があるので、その延長線上に大きな結果がやってくる可能性が高まります。
なので、地道な練習をしっかり継続して未来の最高の結果を目指していきましょう!