50歳代男性・左肩関節痛

来院の経緯
仕事でよくワゴン車に乗る際に左手で運転席の上部の手すりを握り車に乗り込む際に
左肩関節に痛みが出て来るようになり、仕事にも支障をきたすようになり
当院にご来院されました。
初回の施術
左肩関節の動作時痛があり、特に正面に上げるのは出来るのですが、横に上げていくと
約90度の角度になったら痛みが出てきてこれ以上動かす事が出来ない状態。
手を後ろに回して帯を結ぶ動作(帯結動作)が出来ない。
仕事は、配送業をされていて荷物の積みおろしの際に左腕を伸ばして荷物をとろうとすると左肩関節に激痛が走ることがあり、痛みが強い状態が初回来院から1ヶ月前から続いている。
スパイラルテープ施術の基本検査を進めると、アレルギーの反応が強く、シップなどによく
かぶれる事が多いことを話しして下さいました。
なので、出来るだけ多くのテープを貼らずに施術を進めるようにさせていただきました。
基本的な部位だけで、背中には貼付せず、患者さんがどこにテープを貼っているか確認出来る場所を中心に貼付し、痒くなったら剥がしてもらえるようにして施術開始。
手の甲・足の甲、手首、腹部・下腹部、などに貼付し、その後鍼灸施術も出来るだけ浅い刺激になるようにして切皮だけですませました。
施術後は左肩関節の動作時痛も軽減し、横に90度程しか動かせなかった左肩関節も左耳に着くぐらいになり患者さんもビックリされていました。
2回目の施術
前回の施術から2日後に来院
施術の翌日の昼頃までは仕事中でも全く痛みを感じる事が無く快調だったが、夕方頃になると左肩関節に痛みが出てくる、しかし「痛みを感じる事がない時間が出来た!」と
よろこんでくれました。
初回施術時よりは左肩関節の痛みは軽減されていますが痛みがまだまだある状態。
仕事で車に乗り込む際に左手で手すりを持って乗り込む際の左肩に出る痛みは
残っている様子。
テープを貼ったところが痒くなることが多いので出来るだけ少なく、自分自身で確認出来る場所で、スグに剥がすことが出来る場所に貼付。
手の甲、足の甲、下腹部、手首などに貼付し、その後にスパイラル機器を使用した通電施術
と鍼灸施術を行う。
施術後は左肩関節の痛みは軽減し違和感が無く動くようになる。
3回目の施術
徐々に痛みが軽減し、徐々に左肩関節の違和感もなく過ごす事が出来るようになる
施術はスパイラルテープと鍼灸施術、通電施術を進める
テープは痒くなったら、スグに剥がすように説明。
施術後の経過もだんだんとよくなってきたので、自宅で出来る簡単なストレッチ体操の説明。
痛みがなくなってきたので徐々に左肩関節を自分で無理の無い範囲で動かすように指導。
4回目の施術
初回来院時と比べて左肩関節の可動域が大きく変化していました。
左手を挙げる際、左耳に着くようになり、患者さんも違和感が軽減して仕事中も
痛みを気にせず取り組めるようになる。
まだ、多少の痛みはあるが許容範囲で効果を実感していただきました。
4回目の施術は出来るだけテープを少なくする事と、目に見える場所に貼付する事で
痒くなったらスグに剥がせるような場所に貼付する事を心がけて施術。
テープ貼付後にスパイラルテープ施術専用機械を通しての通電施術と鍼灸施術(優しい施術で切皮程度の刺激)を行い終了。
初回の症状がだいぶ軽減し、今後痛みが出にくい身体作りに進めるための自宅で出来る
ストレッチや運動の指導を行う。
5回目の施術
初回来院時の左肩関節の違和感は8割程軽減・消失
仕事中も痛みを感じる事無く作業に取りかかることが出来るまでになる
左肩関節の動作時痛があり、特に正面に上げるのは出来るのですが、横に上げていくと
約90度の角度になったら痛みが出てきてこれ以上動かす事が出来ない状態は軽減・消失
手を後ろに回して帯を結ぶ動作(帯結動作)がしにくい状態。
スパイラルテープ施術の基本検査から、右股関節に対する反応が出てきたため
右股関節を中心に施術を行ってから左肩関節に対する施術を行うと
左肩関節の痛みが軽減
スパイラルテープによる施術の後、鍼灸施術を行い先程よりもさらに痛みが軽減
後は、自宅で出来る簡単なストレッチ体操を指導し施術終了
6回目の施術
前回の施術から5日後に来院
仕事がハードになり疲れが溜まっていた為、左肩関節の痛みがぶり返してしまう。
施術後に左肩関節の動きを確認していくと
「さっきと全然違う!今までの痛みがだいぶマシになりました!」と言って頂き
鍼灸とスパイラルテープで、腹部からの反応を基本にして施術。
患者さんの表情もだいぶ笑顔が出てくるようになる。
この時点で8割ほど痛み軽減し今後は、通院の間隔をあけて1ヶ月1回の
メンテナンスの施術を続けています。
患者さんから頂いた感想
最初は、「テープでよくなるの?」と疑っていましたが
しっかりお話しを聞いてもらえて施術していくうちに安心して施術に取り組めました
そうしていると、不思議なくらいに痛みが引いて驚きました!
最後に院長から
最初は50代の患者さんが「テープでよくなるの?」とお話しされて不安そうでしたが
しっかりお話しをお聞きして、仕事に対する情熱があり早く痛みが無い状態で仕事
がしたいという気持ちが伝わってきました。
私も患者さんの思いに応えるために、しっかり施術させて頂き良い結果を出すことが
出来ました!
テープがかぶれやすいとのことでしたが、スパイラルテープを貼らずに別の方法も
取り入れながら施術していき、さらにストレッチ体操の指導も加えて自宅でのセルフケア
を指導する事により左肩関節の痛みが軽減できました。
今回は50歳代男性の左肩関節痛の症例のご紹介をさせて頂きました。
その他の事例紹介はこちらのページをご覧下さい。